ethicalなものづくり

プリムラモデスタは、創業以来「エシカル」なモノづくりに努めています。「自然に還る循環性のある素材の利用」「求めるのは効率ではなく、満足」「モノづくりに係るすべての人の自立につながるプロセスの見直し」。技術は、自然が持つ素材の能力・機能を最大限に引き出すために使い、自然とのバランスを保ちながら豊かな生活を維持・継続できるものづくりを目指しています。いま取り組んでいるのは、生産工程に障害者の力を取り入れてしかも、品質は維持する方法を進めています。方法は、機械化され、熟練したベテランしかできない複雑な工程を簡単な工程に細分化し、それぞれの業務を単純化することで少しの努力で障害者の方ができる様にし、全体の製造工程を再構築しています。これまでは、10年以上の「ベテラン縫製員」が行っていた作業を細分化・単純化(弊社では 汎化と呼んでいます。)することで、同じ商品を提供できるようになりました。日本国内だけでも、若年層の障害者が350万人おり、ほとんどの方が就労できないまま過ごしています。彼らは養護学校を卒業すると施設に入り、社会との接点もなく、家族を持つこともなく一生を他人の世話の下で終わります。布地の型通りに切り抜く担当、真っすぐ縫う担当、生地を重ねる担当、周辺を丸く縫う担当、このように細分化することで1つ1つの内容が驚くほど精度か高く、しかも迅速に仕上がります。 「障害者」ということで、作業単価を非常に低く設定することが多くある中で弊社は、出来上がった内容に対してきちんとした対価を支払うことで彼らの「労働力」を評価する方法を採っています。まったく問題ありません。「対価はアウトプットで評価する」ものです。これからも皆様のご支援をお願いいたします。 

コメントを残す

あなたのメールアドレスは公開されません。必須項目には印がついています *

© 2024 Primula Modesta | Theme: Storto by CrestaProject WordPress Themes.